ビジネス英語メール返信の書き出し|頻出7パターンだけ覚えればOK

なぜ書き出しで9割が決まるのか

なぜ書き出しで9割が決まるのか

英語でのメール返信、最初の一文から悩んでしまいませんか?

日本語のビジネスメールと同様、ビジネス英語メールの返信にもなんとなくではありますが、「型/パターン」があります。

この記事では、実務で本当に使える7つのパターンだけを厳選していきたいと思います。

「学生時代は英語頑張っていたけど、ビジネス英語は出来るか不安」という方でもこの7パターンをまず覚えていて損はないでしょう。難しい表現は一切ありません。すべて、グローバル企業で実際に飛び交っている「リアルな英語」ですのでぜひ参考にしてみてくださいね!

英文メールを送るようになると日本語のビジネスメール同様、パターンがあればなんとかなるものです。
これから英語のメールが必要になる方はこのパターンをどんどん増やしていけるとストレスなく英文メールが書けるようになるかと思います!

この記事でわかること
  • 即コピペできる実用的な返信の書き出し
  • 相手との関係性に応じた使い分け
  • 日本人が間違えやすいポイント
  • ネイティブが違和感を持たない自然な表現

【パターン1】お礼の返信:感謝を伝える

使用頻度:★★★★★(最頻出)

相手からの情報提供、資料送付、協力への感謝を示す返信です。ビジネスメールで最も使う基本パターンです。

例文1(標準・汎用性が最も高い)

 

Thank you for your email and the detailed information.
(メールと詳細な情報をありがとうございます。)
I appreciate your prompt response.
(迅速なご対応に感謝いたします。)

使える場面:
資料を送ってもらった時、質問に答えてもらった時、提案を受け取った時など。

ポイント1:

  • 「Thank you for your email」は定番の書き出し。
  • 「detailed information」で具体的に何に感謝しているかを示すと丁寧です。
    2文目で更に感謝を重ねることで、誠意が伝わります。

ポイント2: 例文

Thank you for your quick action.

(迅速な対応ありがとうございました。)などでも言い換えもできますね!

例文2(やや丁寧・重要な案件向け)

 

Thank you very much for taking the time to provide such comprehensive feedback.
(お時間を割いて具体的なフィードバックをいただき、誠にありがとうございます。)
This is exactly what I needed.
(まさに必要としていた内容です。)

使える場面:
上司や重要顧客からの詳細な回答を受け取った時

ポイント1:

  • taking the time to~ は「わざわざ〜してくれて」「〜するために時間を割いて」という意味です。

→感謝の意を伝えるために「Thank you for...」や「We appreciate you...」の後ろに続けて使われます。

  • comprehensive(包括的な/具体的な)はよく出てくる単語ですので覚えておきましょう!(英検j1級レベルの単語です💦)

ポイント2:例文
Thank you for taking the time to meet with us today.
(今日、私たちに会うためにお時間を割いていただき、ありがとうございます。)

例文3(継続的な関係・親しい取引先向け)

 

Thanks for getting back to me so quickly.

I really appreciate your help on this.

日本語訳:
早速のご返信ありがとうございます。このことでお力添えいただき、本当に感謝しています。

使える場面:
既に何度もやり取りしている相手、社内の他部署の同僚

ポイント1:
"Thanks" (Thank youより少しカジュアル)、"getting back to me" (返信をくれて)は口語的で親しみやすい表現。

ただし初対面には不向きです。

ポイント2:例文
I look forward to you getting back to me soon.
(近いうちにご連絡いただけるのを楽しみにしています。)

【パターン2】質問・問い合わせへの返信:回答を提供する

使用頻度:★★★★★(最頻出)

相手からの質問に答える際の書き出しです。

回答できる場合と、確認が必要な場合で表現を使い分けます。

【パターン2】質問・問い合わせへの返信:回答を提供する

例文1(即答できる場合)

 

Thank you for your inquiry.
(お問い合わせありがとうございます。)
Regarding your question about the delivery schedule, the shipment is planned for March 15th.
(配送スケジュールについてのご質問ですが、3月15日出荷予定です。)

使える場面:
すぐに回答できる質問を受けた時

ポイント:

  • 『inquiry』 (問い合わせ)はビジネスで頻出の単語。
  • 『Regarding~』で質問内容を明確にしてから回答すると、相手に分かりやすくなります。

例文2(確認が必要な場合)

 

Thank you for reaching out.

(ご連絡ありがとうございます。)
I'm looking into your question and will get back to you by the end of this week.
(ご質問の件を確認中で、今週末までにご返信いたします。)

使える場面:
すぐには答えられず、社内確認や調査が必要な時

ポイント:
"looking into" (調査中)+ 具体的な返信期限を示すことで、相手を安心させます。曖昧にせず期限を切ることが重要です。

例文3(複数の質問に答える場合)

 

Thank you for your questions.

(ご質問ありがとうございます。)
Please find my responses below:
(以下、回答いたします。)

使える場面:
箇条書きで複数項目に答える必要がある時

ポイント:
"Please find~below/attached" はビジネス英語の定型表現。この後、番号付きで回答を列挙すると読みやすくなります。

【パターン3】依頼を承諾する返信:引き受ける意思を示す

使用頻度:★★★★☆

相手からの依頼やリクエストを快く引き受ける際の書き出しです。前向きな姿勢を示すことが重要です。

例文1(標準・最も使いやすい)

 

Thank you for thinking of me for this project.

(このプロジェクトで私のことを考えてくださりありがとうございます。)
I'd be happy to help with the presentation materials.
(プレゼン資料作成、喜んでお手伝いします。)

使える場面:
プロジェクト参加、資料作成、会議出席などの依頼を受けた時

ポイント:
"I'd be happy to~" は丁寧かつ前向きな定番表現。断りにくい依頼でも、この表現なら角が立ちません。

例文2(即座に対応できる場合)

 

Thank you for your request.

(ご依頼ありがとうございます。)
I can accommodate the meeting on March 10th at 2 PM.
(3月10日午後2時の会議、対応可能です。)

使える場面:
日程調整、予定確保などのリクエストに応じる時

ポイント:
"accommodate" (対応する、調整する)はビジネスで頻出。具体的な日時を繰り返すことで認識のズレを防ぎます。

例文3(条件付きで承諾する場合)

 

Thank you for the opportunity.
(機会をいただきありがとうございます。)
I'd be glad to assist, provided I can have the specifications by next Monday.
(来週月曜日までに仕様書をいただければ、喜んでお手伝いします。)

使える場面:
依頼を受けるが、前提条件がある時

ポイント:
"provided (that)~" (〜という条件で)で条件を明示。一方的に断るのではなく、「条件が整えば協力する」姿勢を示します。

【パターン4】依頼を断る返信:丁寧に断る

使用頻度:★★★★☆

避けられない断りのメール。関係性を損なわずに断るには、理由を添え、代替案を示すことがポイントです。

例文1(スケジュールが理由の場合)

Thank you for considering me for this task.

(このタスクで私のことをお考えいただきありがとうございます。)
Unfortunately, I'm currently committed to another project and won't be able to take this on at this time.
(残念ながら、現在別のプロジェクトに専念しており、今回は対応できません。)

使える場面:
多忙で引き受けられない時、優先順位の関係で断る時

ポイント:
"Unfortunately" で残念な気持ちを示し、"at this time" (今は)で将来の可能性を残します。完全に拒絶するのではなく、状況的に難しいというニュアンスです。

例文2(代替案を提示する場合)

 

Thank you for reaching out.
(ご連絡ありがとうございます。)

While I'm unable to attend the meeting, I'd be happy to provide my input via email or have a colleague represent me.
(会議には出席できませんが、メールでの意見提供や、同僚に代理出席してもらうことは可能です。)

使える場面:
完全には対応できないが、別の形で協力できる時

ポイント:
"While~" (〜ではありますが)で断りを前置きし、すぐに代替案を提示。協力的な姿勢を示すことで関係性を維持します。

例文3(専門外・能力的に難しい場合)

 

Thank you for thinking of me.
(お声がけいただきありがとうございます。)

However, this falls outside my area of expertise.
(ただ、これは私の専門外です。)

I'd recommend reaching out to [Name] in the [Department] team, who would be better suited for this.
([部署]の[名前]さんに連絡されることをお勧めします。彼/彼女の方が適任です。)

使える場面:
自分では対応できず、適任者を知っている時

ポイント:
"falls outside my area of expertise" (専門外)と明確に伝え、適切な人物を紹介。たらい回しではなく、解決に向けた提案として伝えます。


【パターン5】

使用頻度:★★★★☆

返信遅延、ミス、トラブル発生時の謝罪メールです。誠実さと、今後の対応策を示すことが重要です。
謝罪・お詫びの返信:ミスや遅延を詫びる

例文1(返信が遅れた場合)

I apologize for the delayed response.

(返信が遅れ申し訳ございません。)
I was waiting for confirmation from our team and can now provide you with an update.Thank you for your patience.
(チームからの確認を待っており、今アップデートをお伝えできます。お待ちいただきありがとうございます。)

使える場面:
返信が数日遅れた時、社内調整に時間がかかった時

ポイント:
"Thank you for your patience" で相手の寛容さに感謝してから謝罪。遅れた理由を簡潔に説明し、すぐに本題に入ることで誠意を示します。

例文2(ミス・エラーがあった場合)

 

Thank you for bringing this to my attention.
(ご指摘いただきありがとうございます。)

I sincerely apologize for the error in the previous report.
(前回のレポートの誤りについて、心よりお詫び申し上げます。)

I've attached the corrected version.
(修正版を添付いたします。)


使える場面:
データミス、誤情報を送ってしまった時

ポイント:
"bringing this to my attention" (気づかせてくれて)で相手への感謝を示し、"sincerely" で謝罪の真剣さを強調。すぐに修正版を提供することで対応の速さをアピールします。

例文3(トラブル・問題発生時)

 

Thank you for your understanding regarding this matter.

(この件についてご理解いただきありがとうございます。)

We sincerely apologize for the inconvenience caused by the shipping delay.
(配送遅延によりご不便をおかけし、心よりお詫び申し上げます。可能な限り迅速に解決に取り組んでおり、随時ご報告いたします。)

We're working to resolve this as quickly as possible and will keep you updated.
(可能な限り迅速に解決に取り組んでおり、随時ご報告いたします。)

使える場面:
納期遅延、サービス障害など深刻なトラブル発生時

ポイント:
"inconvenience caused by~" (〜によるご不便)で具体的に何を詫びているか明示。"working to resolve" + "keep you updated" で対応中であることと継続的な報告を約束します。

【パターン6】催促・リマインドへの返信:フォローアップに応える

使用頻度:★★★☆☆

相手からの催促やリマインドに対する返信です。防御的にならず、前向きに対応する姿勢が大切です。

催促・リマインドへの返信:フォローアップに応える

例文1(対応中であることを伝える)

 

Thank you for following up.

(フォローアップありがとうございます。)

I'm currently working on this and expect to have it completed by Friday.
(現在作業中で、金曜日までに完了予定です。)

使える場面:
進捗を聞かれた時、期限前にリマインドされた時

ポイント:
"following up" (確認してくれて)とポジティブに受け止め、具体的な完了予定日を示します。言い訳せず、端的に状況と見通しを伝えることが重要です。

例文2(すでに対応済みの場合)

 

Thank you for checking in.
(ご確認ありがとうございます。)

I actually sent the document yesterday evening. Please let me know if you didn't receive it, and I'll resend it right away.
(実は昨晩送付しております。もし届いていなければお知らせください。すぐに再送いたします。)

Please let me know if you didn't receive it, and I'll resend it right away.
(もし届いていなければお知らせください。すぐに再送いたします。)

使える場面:
送ったはずのメールが届いていない可能性がある時

ポイント:
"actually" (実は)で事実を伝えつつ、相手を責めないトーン。"Please let me know if~" で確認を促し、"right away" (すぐに)で迅速対応の姿勢を示します。

例文3(遅延理由を説明する場合)

 

Thank you for your reminder.
(リマインドいただきありがとうございます。)

I apologize for the delay.
(遅延についてお詫びします。)

There have been some unexpected changes that required additional review.
(予期せぬ変更があり追加確認が必要でした。)

I'll have this to you by end of day tomorrow.
(明日の終業時までにお届けします。)

使える場面:
正当な理由で遅れている時、期限を若干過ぎてしまった時

ポイント:
簡潔に理由を説明しつつ言い訳がましくならないよう注意。"by end of day tomorrow" のように新しい期限を具体的に設定します。


【パターン7】進捗報告・アップデートの返信:情報を受け取る

使用頻度:★★★☆☆

相手からの進捗報告や状況アップデートに対する返信です。受領確認と次のアクションを示すことがポイントです。

進捗報告・アップデートの返信:情報を受け取る

例文1(報告内容を確認・了承する)

 

Thank you for the update.
(アップデートありがとうございます。)

This is very helpful.
(大変参考になります。)

Please proceed as planned and keep me posted on any developments.
(予定通り進めていただき、進展があればお知らせください。。)

使える場面:
部下や協力会社からの定期報告を受けた時

ポイント:
"This is helpful" で報告を評価し、"proceed as planned" (予定通り進めて)で承認を示します。"keep me posted" (引き続き報告して)で継続的なコミュニケーションを促します。

例文2(追加質問・確認がある場合)

 

Thank you for keeping me informed.
(情報共有ありがとうございます。)

I have a quick question about the timeline—does the March 20th deadline still look feasible?
(スケジュールについて簡単な質問があります。3月20日の期限は達成可能そうでしょうか?)

使える場面:
報告内容に懸念点があり、確認したい時

ポイント:
"keeping me informed" (情報を共有してくれて)と感謝してから、"quick question" (簡単な質問)で相手の負担感を軽減。具体的に何を確認したいか明示します。

例文3(問題発生時・対応を指示する場合)

 

Thank you for bringing this to my attention promptly.
(迅速にお知らせいただきありがとうございます。)

Let's schedule a call tomorrow morning to discuss the next steps.
(明日の午前中に電話会議を設定し、次のステップを話し合いましょう。)

I'll send a calendar invite shortly.
(まもなくカレンダー招待をお送りします。)

使える場面:
トラブル報告を受け、即座に対応が必要な時

ポイント:
"promptly" (迅速に)で報告のタイミングを評価。"Let's~" で協力的な姿勢を示しつつ、具体的なアクション(電話会議設定)を提示します。


まとめ:7パターンの使い分けチャート

パターン 使用頻度 主な使用場面 キーフレーズ
1. お礼の返信 ★★★★★ 情報提供・協力への感謝 Thank you for your email
2. 質問への返信 ★★★★★ 問い合わせへの回答 Thank you for your inquiry
3. 承諾の返信 ★★★★☆ 依頼を引き受ける I'd be happy to help
4. 断りの返信 ★★★★☆ 丁寧に断る Unfortunately, I'm unable to~
5. 謝罪の返信 ★★★★☆ ミス・遅延を詫びる I apologize for~
6. 催促への返信 ★★★☆☆ リマインドに応える Thank you for following up
7. 報告への返信 ★★★☆☆ 進捗を受け取る Thank you for the update

実践のための3つのコツ

1. まずは「標準例文」から始める

各パターンの1つ目の例文は、最も汎用性が高く失敗しない表現です。迷ったらこれを使えば間違いありません。

2. 相手との関係性で微調整

初対面・重要顧客には例文1-2、既知の取引先には例文3のようにカジュアル度を調整しましょう。

3. 「感謝→本題」の流れを守る

どんな返信でも、まず "Thank you for~" で始めることで、ポジティブで協力的な印象を与えられます。


よくある間違いと改善例

NG: "I received your email."

これだけでは素っ気なく感じられます。

OK: "Thank you for your email."

感謝を添えるだけで印象が大きく変わります。


NG: "Sorry for late reply."

文法的に不完全で、カジュアルすぎます。

OK: "I apologize for the delayed response."

ビジネスにふさわしい丁寧な謝罪になります。


最後に:「型」を身につければ英語メールは怖くない

最後に:「型」を身につければ英語メールは怖くない

英語メールで最も大切なのは、難しい表現を使うことではありません。相手に失礼なく、意図が正確に伝わること。そのために「型」は非常に有効です。

この7パターンは、グローバル企業で毎日使われている実践的な表現です。まずは自分の業務でよく使うパターンから覚え、徐々にレパートリーを増やしていってください。

30代、40代のビジネスパーソンにとって、英語は「できたら有利」ではなく「できて当たり前」のスキルになりつつあります。昇進や転職のチャンスを掴むためにも、基本の型をマスターしておくことは大きな武器になるはずです。

まずは明日のメールから、この7パターンを使ってみてください。

 

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